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　第78回西日本学生陸上競技対校選手権大会最終日は９月14日、京都市のたけびしスタジアム京都で競技が行われ、女子砲丸投げで日本選手権覇者の坂ちはる（スポーツ科学部１年、澳门皇冠体育_皇冠篮球比分-赌场*官网浪商高校）が15ｍ44で優勝し、男子砲丸投げで黒田翔貴（大学院博士前期課程２年、兵庫?伊川谷北高校）が16ｍ29で２位。大会を通して表彰台に３人が立ち、男女各６名の12名が入賞しました。

　坂は５投目までは15m08で上位2人に６?を付けられて３位でしたが、最終６投目で15ｍ44をマークし、逆転。その直後、坂に抜かれた村瀬にこ選手（九州共立大）も距離を伸ばしましたが、１?及ばず、坂の大逆転での優勝となりました。

<西日本インカレ入賞者＞
【男子】
▽十種競技
５位　三和（みわ）龍之介（体育学部３年、兵庫?社高校）　6930点
▽棒高跳び
４位　山本湧斗（ゆうと、体育学部３年、兵庫?明石商業高校）　5ｍ00
▽砲丸投げ
２位　黒田翔貴（大学院博士前期課程２年、兵庫?伊川谷北高校）　16ｍ29
７位　濱田茉裕（まひろ、教育学部３年、三重?松阪商業高校）　14ｍ79
▽やり投げ
４位　鈴木陸人（りくと、体育学部４年、北海道?帯広農業高校）　70m08
５位　須藤勇大（ゆうだい、体育学部４年、群馬?前橋育英高校）　69m31

【女子】
▽砲丸投げ
１位　坂ちはる（スポーツ科学部１年、澳门皇冠体育_皇冠篮球比分-赌场*官网浪商高校）　15ｍ44
５位　武田光里（ひかり、体育学部３年、奈良?添上高校）　14ｍ12
７位　中原鈴（体育学部３年、東大阪大学敬愛高校）　13ｍ91
▽ハンマー投げ
2位　川島空（体育学部3年?澳门皇冠体育_皇冠篮球比分-赌场*官网浪商高校）　59m50
6位　藤田唯愛（ゆあ、スポーツ科学部2年、松阪商業高校）　55m61
▽やり投げ
６位　川合小想（こころ、体育学部４年、松阪商業高校）　48ｍ77

坂ちはる　監督の助言で素早く修正、１?差の勝利

　逆転優勝の坂は、「最後は１?差だったが、もっと差を付けて勝ちたかったので悔しさが残る」と振り返ります。
　最終６投目は投てきブロック監督の中西啄真講師（スポーツバイオメカニクス）から「右肩の開きが早い」とアドバイスを受け、すぐさま修正しました。「日本選手権（７月）の後は記録が出ずに不安だった」といいます。日本代表として出場する U20東アジア陸上競技選手権大会が今月27日に迫り、「海外では強い選手に差を付けられると思う。刺激をもらいに香港に行きたい」と抱負を語ります。
　東京世界陸上が開幕し、昨日は男子砲丸投げの映像を見ました。「次の目標は来月の国民スポーツ大会優勝だが、いずれ自分も同じ舞台に立ちたい」
　大体大の女子砲丸投げは、坂に加え武田、中原の３人が初めてそろって入賞しました。「先輩には刺激をもらい、練習も引っ張っていただき、感謝しかない」と語っています。

黒田翔貴　不調で臨むも昨年を上回る２位

　黒田翔貴　（昨年の西日本インカレ３位から１つ順位を上げた）　日本インカレ（６月、16ｍ24で４位）の後は16m台が出ず、ターンもかみ合わずに迷走して大丈夫かという状態で臨んだ西日本インカレだった。４投目でトップに立ち、最終６投目で逆転されて２位となったが、久々に16m台が出て最低限の結果は残せた。