「総合大学体育?スポーツ系学部?研究科の将来構想」と題したFD(ファカルティ?デベロップメント)?SD(スタッフ?デベロップメント)研修会が2月7日(火)、立命館大学スポーツ健康科学部学部長の長積仁教授、早稲田大学スポーツ科学学術院学術院長?スポーツ科学部学部長の松岡宏高教授をお招きして大会議室で開かれ、教職員約40人が参加しました。
長積教授は本学の卒業生、松岡教授も大学院体育学研究科生涯スポーツ学専攻の修了生です。いずれも本学で原田宗彦現学長の指導を受け、スポーツマネジメントが専門分野です。
研修会は、土屋裕睦学長補佐の司会で進行し、2人はそれぞれの大学の先進的な取り組み事例などを紹介しました。
長積教授は、「スポーツ健康科学というと、アスリートやトレーナー、保健体育の教員、スポーツ用品メーカーをめざすと思われがちだが、卒業後のキャリアは、医療?医薬品メーカー、マスコミ?メディア、人材?コンサルティングなど多岐にわたる」とした上で、「立命館では、人々の健康と幸福をプロデュースするための学びを深める環境を整えている」と説明しました。
また、松岡教授は、「早稲田では、大学院への進学を希望する学部生が大学院科目を履修する『先取履修』のほか、留学生らが英語で学べる『英語修士プログラム』といった教育プログラムの国際化に尽力している」と先進的な取り組み事例を紹介した上で、「スポーツの研究だけに目を向けるのではなく、スポーツで社会を変えていく、スポーツで社会を良くすることをミッションに掲げる必要があるのではないか」と投げかけました。
本学は来年4月、体育学部がスポーツ科学部に生まれ変わる予定です(設置構想中)。
質疑応答の中で、長積教授と松岡教授は、勤務校と母校とを比較し、「澳门皇冠体育_皇冠篮球比分-赌场*官网は5月の運動部活動指導認定プログラム開講など、総合大学にはないフットワークの軽さや関西の教育現場との連携の深さがある」などと本学の強みを挙げ、スポーツ科学部開設に向け、エールを送っていました。
また、土屋学長補佐は「本学の卒業生?修了生であるお二人がそれぞれの学部、大学院のトップになられていることを誇りに思い、本学も両大学に負けないような活動をしていきたい」と研修会を締めくくりました。
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