日本生涯スポーツ学会の第24回大会が10月29、30日に愛知東邦大学で開かれました。若手研究者7人による口頭の研究発表があり、若手研究発表賞最優秀賞が本学大学院博士前期課程1年の村部聡亮さんに贈られました。優秀賞も本学大学院博士後期課程3年の紺田俊さんが受け、本学が受賞を独占しました。
村部さんは藤本淳也研究室の所属で、研究発表の題目は「プロ野球チームファンのチームの価値認識とSDGs関連活動認知に関する研究」。オリックス球団を対象にツイッターを利用して、ファンが球団の社会的?経済的価値をどう認識しているか、球団のSDGsへの取り組みをどの程度理解しているかなどを研究室のプロジェクトとして調査しました。
研究発表の場では受賞理由について、「今後、研究が社会や球団の活動に活かせるなど発展が見込める」などと説明がありました。
村部さんは「10分の短い発表時間の中で研究の社会的意義と必要性とともに分析結果と考察を分かりやすく発表するためにスライドなどを多用しました。受賞に恥じないよう今後も精進したい」と受賞を振り返りました。
紺田さんは冨山浩三研究室の所属。鈴鹿大学国際地域学部で助教を務めています。研究発表の題目は「日本ハンドボールリーグ観戦者の行動意図に及ぼす影響~サービス?プロフィット?チェーンの視点から~」。ハンドボールファンがどのような理由で試合観戦に来ているか、どういった部分に満足すると「もう一度観戦したい」と思うかなどの観戦行動を調査しました。
紺田さんは「大学4年生から参加している学会で受賞することができ、光栄です。今後もスポーツが地域にもたらしている社会的な価値について研究していきたい」と話しています。
大学院トピックス
2022.11.04
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