大学院では、翌年の1月24日(月)まで毎週月曜日4時限目に15回に渡って博士前期課程の学生を対象としたスポーツ科学セミナーを開催しています。
第8回目は、日本体育大学 野井真吾教授を迎え「子どものからだ:with/postコロナ時代の育ちと学びを考える」のタイトルで、受講生に加え、大学院生、学部生、修了生も多数ご参加いただきました。
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大学院では今年度よりスポーツ科学実践プログラムを開設、そのプログラムに設置されている保健?体育科教育学分野に相応しい講義になりました。
タブレットや家庭内ゲーム機が普及し屋内で過ごす子どもたちが増えている中、新型ロナウイルスの影響で、外出制限も重なり更に屋内で過ごす時間が増えました。
野井先生は、講義の中で「日中、太陽の光を浴びること」を大事にし、「陽が沈むと部屋を暗環境に作ること」が、子どもの成長に大切だとおっしゃっていました。
本来、人間は朝、太陽の光を浴びて夜になると眠くなる動物ですが、文明の発達により本来の生活リズムを乱し、子どもたちの発達に悪影響を及ぼしていると警鐘を鳴らされていました。
日中の散歩や縁側で過ごすなど古き習慣が生体リズムの理に適っていたんだと、再認識させられた講義になりました。
来週(11月22日)は、オンラインで実施します。講師は、すなおクリニック院長 内田 直先生による「スポーツと精神医学?睡眠医学」です。
スポーツ科学セミナーは、他大学の先生やその分野に精通している方が本学に来学またオンラインで貴重な講義を受講できる授業です。興味のある方は大学院事務室までお問合せください。
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