剣道部女子の本田和(のどか)主将(体育学部4年)が6月6日(日)、大阪市のエディオンアリーナ大阪で行われた第51回関西女子学生剣道選手権大会で初優勝を果たしました。本田選手に試合を振り返ってもらいました。
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「入学した時から関西優勝と全日本優勝が目標でした。その一つを達成でき、うれしい」。本田選手はそう振り返ります。
7試合戦った大会で、ポイントになったのは、3戦目。勝てば全日本女子学生剣道選手権の出場が決まる場面で、全日本選手権の出場経験もある立命館大の選手と対戦しました。
距離感を取るのが難しい相手で、一足一刀の間合いでは相手に打ち込むことができず延長に。そこで戦略を変更し一歩近い間合いに変え、メンを決めました。
決勝で対戦した関西学院大の選手は全日本選手権の出場経験もある強豪。「慎重に相手を見る」ことを意識し、相手の手元が上がったところに裏面を決めました。
本田選手は福岡?八幡南高出身。大学2年の時、関西学生新人で個人3位に入りましたが、以後は本戦のメンバーから外れ、左足のアキレス腱を痛めてモチベーションが下がった時期もありました。しかし、全日本学生で先鋒を任されたことをきっかけに自信をつけ、調子を上げていったそうです。
主将として「一つ一つの稽古を思い切ってこなして自分の姿を見せることで、後輩がついてくるようにしたい」と話します。
6月26、27日の第55回全日本女子学生剣道選手権大会に、3位に入った福井眞穂選手(体育学部3年)とともに出場します。
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