武本 日本選手権7位入賞
陸上女子やり投げ OG宮下は5位
陸上競技部の武本紗栄(さえ)選手(3年)が10月1日、実業団と大学の有力選手がそろう第104回日本陸上競技選手権大会の女子やり投げで55m66をマークし、7位入賞を果たしました。
また、本学の卒業生の宮下梨沙選手(36)=MPE=は56?27で5位になりました。
武本選手は9月の日本学生対校選手権で3年ぶりに自己ベストを更新して2位に入るなど好調。この日は1回目の試技で55?66をマークしました。
市立尼崎高3年時にインターハイで優勝した逸材ですが、大学に入ってから伸び悩んでいたといいます。
今年2月に右足親指を骨折して全治2カ月の重傷。歩けるようになってからもコロナ禍のためにクラブ活動は自粛で練習ができず、「1日5キロ以上は走ろう」と決めて朝と夜に徹底的に走り込んで体を絞り込んだ結果、インカレで自己ベストが出たといいます。
武本選手は日本選手権の前に「高校時代は何も考えずに投げていたけれど、大学ではいろいろ知識が増えて、『あれもやらなきゃこれもやらなきゃ』と課題があふれ返っていた。自分にとって絶対にやらなければいけないことが分からなくなっていたと思う」と語っていました。
「インカレで吹っ切れた」と話した通り、日本選手権で入賞を果たしました。今後の目標は「60?飛ばしてインカレ優勝」です。
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